腐敗 危険 食べもの

今日は腐敗のお話です

腐敗

 

発酵と腐敗の違いは、人にどういう影響を与えるかで決まる訳ですが、それもよくよく考えてみると、個人的主幹である部分は大きいような気がしませんか?
見るからに腐敗しているような悪臭を放っていても、それが美味しく食べられると分かれば、人は自分たちに良い影響を齎すものとして、発酵食品に祭り上げてしまいます。

 

また、周囲の人たちがみんな、それは腐っていると言っても、食べて全然平気な強靱も結構沢山いて、彼らにとってそれは、決して悪影響を齎す腐敗物ではなく、空腹を満たしてくれるだけの発酵食品なのです。

 

けれど、やはり腐敗というのは、その多くが悪影響を齎すものですから、十二分に吟味する必要性はあるでしょう。
という事で、トニー北原さんからは、このコーナーは好きに使ってくれていいと言っていただいているので、今日はその事を書きたいと思います。
酵素ダイエットの事とはあまり、いや、全然関係ありませんが、健康という意味では大切な話なので、是非お付き合いしてやって下さい。

 

食べ物が腐敗すると?

食べ物が腐敗すれば、色が変わって、表面が脂ぎったようにテカったり、中途半端に溶けたようにぬるぬるになったりして、鼻を刺すような嫌な臭いが漂います。
また、そこまで行っていなくても、すでに腐敗菌が侵入し、攻撃を始めている古めの食材を食べれば、
あれっ? なんか酸っぱい!
と感じる事があるでしょう。
そして、人間は頭がいい生き物ですから、これはおかしい、危ないと思う訳です。

 

ただ、それでも、ちょっと位、大丈夫かぁ!!
と思って食べちゃう人もいて、実際、本当に全然平気、大丈夫という人もいます。
けれど、大半の一般人は、たちまちおなかを壊して大騒ぎという事になるんですよね。

 

腐敗には時間が掛かる

腐敗も発酵も、微生物たちが化学反応を起こしたなれの果ての姿です。
しかし、タンパク質やアミノ酸などと腐敗菌がくっついたからと行って、即化学反応が起こり、新しい物質が誕生する訳ではありません。
それは正しく、鉄と空気が出会ってから錆び付くまでにある程度の時間を要するように、それなりの時間が掛かります。
しかも、その化学変化は内側から発生し、進行して行きますから、表面に現れるまでには時間差が生じるのです。
即ち、中は傷み始めていても、パッと見では分からない事もあるという訳ですね。
だからこそ、気が付かずに口に入れて気付く人や、そのまま食べてしまう人がいるという事なのです。

 

でも、前にもいいましたが、発酵は私たち人間に良い影響を与えてくれるものですが、腐敗は悪い影響を与えるものです。
特にお子さんやお年寄りのような抵抗力の弱い人には、見た目で判断せず、賞味期限や保管状態を十分考えて与えて上げる必要性は大でしょうね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トップ(初めての方へ) 酵素で痩せた女性の写真 よくいただくご質問 お問い合わせ

酵素ダイエット体験談