酵素ダイエット 白ワイン 赤ワイン

世界最古の発酵食品かどうかは、実際のところ、定かではありませんが、少なくとも、世界一古いお酒であると言っても過言ではないのがワインで、特にその発酵過程で増えるポリフェノールの一種「レスベラトロール」は、私たちの体に様々なメリットをもたらせてくれると言われています。

赤ワインも魅力

中でも、最も期待されるのが抗酸化作用で、これこそが老化を抑える強い味方！
特に動脈硬化を抑圧し、成人病予防になるところから、ポリフェノール豊富な赤ワインは、アルコール飲料でありながらも、体にいいと持てはやされている訳です。

それに、これは案外知られていない事なのですが、ポリフェノールには、褐色脂肪細胞という特殊な細胞を活性化させる作用も含まれています。
脂肪細胞を活性化させるなんて聞くと、それは不味いでしょうと思われるかも知れませんが、実はこの細胞の働きは、何を隠そう、体温を上昇させて代謝をアップさせる事で、エネルギー年商を担う非常に頼れるべきものなのです。
従って、脂肪燃焼という直接的な部分で見ると、まず、赤ワインは、ダイエット効果もある事が分かります。

白ワインの重要性

けれど、ダイエットだけに重きをおいて見て見ると、ポリフェノールの量は少なくても、有機酸とカリウムを豊富に含む白ワインの方を重要視せざるを得ないという現実があります。
何故なら、この有機酸は、梅干しに多く含有されている事で知られるクエン酸やリンゴ酸、それにお酢の酸性成分などの総称で、白ワインを飲むという事は、ある意味、黒酢を飲む事に近くはなくても、遠くもないという事になるからです。
即ち、腸内細菌のバランスを整えてくれる有機酸による整腸作用が大いに期待出来るという訳ですね。

また、白ワインそのものは、元々殺菌効果の強い物質であって、取り分け、大腸菌とサルモネラ菌という二大悪玉菌に対する抗菌力は相当なものです。
なので、この殺菌作用も手伝って、さらに腸内環境を良くしてくれるという事になります。

加えて、カリウムは体内の余分な水分や老廃物を排出する働きを持つ所謂デトックス成分！
そうなると、有機酸によって腸内環境が整えられると同時に、デトックスも行われる訳で、正に体内に余計なものを溜めない、とにかく出すという酵素ダイエットの基本中の基本を実践してくれる事になります。
無論、便秘も解消されますから、酵素ダイエットという形でどうせ飲むのなら、赤ワインより白ワインという事になるでしょう。