生野菜は体を冷やすって、食べるの避けておる人は一度読んでもらいたいで!
「生野菜や果物は体を冷やすから悪い食べ物」っちゅう認識の人はこれ読んでもらいたいで。
もしホンマに生の食べ物をガンガン避けておったらますます冷え症、末端冷え症で悩む体になってまうで。
そうならんようにする為に、正しい知識を取り入れて、冷えに悩まない食生活を作っていってもらいたいと思うねん。
実際に生野菜と果物は体を冷やすのか?
生野菜や果物に抵抗を持っている人の特徴で、
体を冷やす食べ物という認識を持っている人を多く見受けられます。
中国の医学や、昔の健康医学でも、
「生野菜と果物は体を冷やすから良くない」という記述があるそうです。
このことは、「体を冷やすのは健康上良い事ではない」という事から、
「体を冷やす食べ物=悪」という風に考えられるようになりました。
中国の医学では、体を暖める食べ物を陰性の食べ物といい、
冷やす食べ物を陽性の食べ物と別けているそうです。
暖めるというのはどういう事かというと、血管や腸管を締める働きがあります。
締めるため、血液がしっかり流れ、循環が良くなり体温が上がると考えられます。
逆に、身体を冷やすというのは、血液、腸管を緩める作用があり、
そのために、血液などの流が締まっている状態より悪くなり、
体温が下がると考えられます。
血管や腸管を緩めるのが陰性、
逆に締めるのが陽性と言われています。
これらのことが理由で、
生野菜や果物を避けている人はいます。
ですが、身体を冷やす食べ物と考えられている、
生の野菜や果物には、加熱調理されたものからは絶対に摂取することができない、
酵素が多量に含まれています。
さらに、ビタミンやミネラルや、ガンを防ぐ抗酸化物質のファイトケミカルも摂取することができます。
なので生の野菜や果物は、たとえ体を冷やす作用があっても、
身体にとっては必要な食べ物です。
そして、もう一つ大事な視点で持ってもらいたいのが、
「血液をサラサラにしてキレイに浄化してくれる食べ物なのか?」
「血液をドロドロにしてしまう?血作用がある食べ物か?」
見極めなければいけません。
食材には血液をサラサラ(浄化や溶血)にする作用があるものや、
ドロドロ(?血)にする作用するのがあります。
単に冷やす温めるという視点だけではなく、
血液への作用の仕方も考えた食事が大切です。
ドロドロになれば当然血液の流れが悪くなるので、体温は下がります。
サラサラになれば血液の流れが良くなるので冷え症や末端冷え症の改善ができます。
体温と血液状態を変化させる食べ物の表
人体への作用 |
血液をサラサラにする |
血液をドロドロにする |
---|---|---|
緩める作用がある食べ物 (陰性) |
|
|
締める作用がある食べ物 (陽性) |
|
|
※書籍:健康の決め手は「酵素」にあったを参考に作成させて頂きました。
生野菜と果物を避け続ければ、通常体温そのものが落ちる
上記の表を見ればわかるように、
生野菜と果物は陰性で体を冷やす作用が確かにあります。
ですが、だからといって生野菜と果物を避け続ければ、
食事からとる酵素が著しく低下する為に、
体内酵素がどんどん減少します。
酵素の大きな役割は消化と代謝です。
代謝の役割の中に体温調整がはいっていますが、
こうそが減っていくと代謝が正常に行われなくなるので、
通常体温そのものがどんどん低下していきます。
加齢とともに冷え症や末端冷え症がでてくる原因として、
体内酵素の減少が理由として考えられます。
体内酵素が減少していくので、
代謝力が低下していき、加齢とともに体温が下がるのです。
もちろん体温だけではなく、
代謝全般の作業も、消化力も低下するので、
全体的に体は弱く老いていきます。
生野菜や果物を避けていると、
確かにその時の体温低下は避けられます。
しかし、酵素も取り入れなくなるので、
生野菜や果物をバランスよく食べている人と比べれば、
加齢や老いを早く感じてしまうと考えられています。
結論・冷えた体は温めてやればいいだけ
結論ですが、冷えた体は温めればいいだけです。
ここまで読んで頂ければ、生野菜や果物が持つ酵素や栄養が、
身体にとってはなくてならないものと、十分に理解できると思います。
食べることによって冷やしてしまう食材があるなら、
その後に温めてあげればいいだけの事です。
これは、酵素栄養学会の鶴見先生もおっしゃっています。
鶴見先生:「陰性の食べ物で冷えた体は、陽性の飲食物で温めて、プラスマイナスゼロに中和してやればいい」
最高の答えだとトニー北原も学びました。
陰性の飲食物で体を暖める最適な物は、
- ブラックジンガーティー
- 下ししょうが入りの黒酢湯
- 足湯
などが取り入れやすく実践も簡単です。
生野菜や果物が体を冷やすと避けていた人も、
暖める方法でしっかりと中和してあげれば問題ありません。
それよりも、避けてしまい酵素を摂り入れない事の方が、
病気になるリスクも高くなるので注意をしなければいけません。
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