トニー北原 「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか

目次の紹介

• はじめに　3

序章　栄養学から見た病気の原因

• 「何を食べてもいい」というダメ医者　16
• 西洋医療の限界　18
• 糖尿病患者の急増が示すもの　20
• なぜ、キャベツで喘息が治ったのか　22

第１章　ここまでわかった！酵素の謎

• 三大栄養素の役割　28
• 体は、栄養素だけでは動かない　29
• １００兆個の体内細胞が必要とする酵素　31
• 酵素の役割　33
• 酵素は、血液型を変えられる！？　35
• 酵素の中身　36
• 酵素の種類　38
• ひとつの酵素が行う、ひとつの作業　40
• 酵素の寿命　43
• 酵素は、一定量しか作れない　46
• 白髪が生える理由と酵素の関係　49
• 人間の酵素貯蔵量は何年あるか？　50
• 酵素の補佐役、ビタミンとミネラル　51
• ノーベル賞受賞で誤解された酵素栄養学　55
• 酵素研究が５０年遅れた理由　58

第２章　人体における酵素の働き

• 消化酵素と代謝酵素　62
• どんな食物を食べても、消化酵素しだい　64
• 草しか食べない牛が筋肉を作れる理由　68
• 肉しか食べないライオンのビタミンＣ補給　70
• 消化酵素の浪費で起こる危険なこと　72
• 酵素を消耗させる食生活　73
• 生存活動すべてにかかわる代謝酵素　76
• 酵素がなければ、エネルギー回路も動かない　77
• 酵素がなければ、活性酸素も除去できない　78
• 日本人が酒に弱い理由　80
• 暴飲暴食しても平気な人が持つ酵素　83
• 健康診断のγ‐ＧＴＰも酵素だった！　85
• 毒ガス・サリンと酵素の働き　88
• 代謝量が多いほど短命になる　90

第３章　酵素を減らす加熱食の危険性

• 縄文人の寿命を支えたもの　94
• 動物園の死亡率を改善させたエサ　95
• 動物実験で示された、酵素の力　97
• アメリカで、アフリカで、北極圏で起きていること　100
• 長寿村の食事と短命村の食事　102
• 50度洗いも、冷凍も、酵素を利用している！　105
• 動物が生のものしか食べない理由　108
• 人間にも、胃はふたつある！？　111
• 膵臓が肥大化し、脳が小さくなった人間　114
• 焼き魚に大根おろしを添える科学的根拠　115
• 優れた食材・果物の力　118
• がんと酵素の関連性　119
• 人間を健康にする食品の条件　124
• 病気治療に使われてきた「酵素食」　126
• 生食と加熱食は、６対４の比率で　128
• 酵素栄養学から見た、和食の効能　134

第４章　根本原因はここにあった！腸と腸内細菌

• “第二の脳”腸の役割　138
• 私が抗がん剤を使わない理由　140
• すべての病気は消化不良から　141
• 「リーキ・ガット症候群」　146
• 腸内で起こる四つの現象　150
• 窒素残留物と二次胆汁酸が一緒になると……　152
• 新説・腸内細菌の酵素は体外酵素である！　154
• 肝臓に匹敵する、腸内細菌の働き　159
• がんと食物繊維の関係　161
• 健康のカギを握る「短鎖脂肪酸」　164
• 二十一世紀に解明、短鎖脂肪酸の働き　167
• 糖質制限ダイエットの危険な落とし穴　169
• 明治時代、ドイツ人医師が感嘆した日本の食事　171
• 腸は、人体の「外」にある！？　173
• 胃薬を長期間飲み続けると……　175
• 小腸がんが最近、増えている理由　178
• 体を冷やすと、がんになりやすい　180
• 小腸にある「腸管免疫」を活性化させる　182
• 免疫力は、便で判断できる　185

第５章　体を蝕む酵素を減らす食事

• 肥満者が短命になる理由　190
• 人間を老化させる三つの原因　191
• 植物性だけでなく、動物性食品も必要な理由　194
• 朝食は、軽いほうがよい　196
• なぜ、食べてすぐ寝ると体に悪いのか　198
• 砂糖が引き起こす、肥満よりも怖い「害」　200
• 日本では“野放し”のトランス脂肪酸　201
• 油の質によって、健康は左右される　205
• 粉末状の食品は、食べてはいけない　208
• 野菜・果物の種は、食べてはいけない　209
• 玄米は、食べてはいけない！？　211
• 玄米の毒を取る方法　214
• 薬は、酵素の働きを阻害する　216

第６章　こうすれば簡単！酵素を摂る方法

• 病気の時は、食べないほうがよい　220
• 証明された、小食と長寿の関係　221
• １日２食で健康になる　223
• 酵素を摂る方法�@ジュース　226
• 酵素を摂る方法�Aすりおろす　227
• 酵素を摂る方法�B発酵食品　229
• 酵素を摂る方法�Cよく噛んで、ゆっくり食べる　231
• 酵素を摂る方法�D良質な水を飲む　233
• 睡眠のふたつの役割　234

終章　初心者のための鶴見式・酵素断食

• ファスティング（鶴見式・半断食）が体に良い理由　238
• ファスティングとケトン体　239
• ファスティングの効能　242
• ファスティングの注意点　244
• 酵素断食について　246
• 鶴見式・半日断食コース　247
• 鶴見式・１日断食コース　247
• 鶴見式・２日半断食コース　248

おわりに　250

• 体内の「酵素力」判定テスト　251
• 参考文献　252

酵素についての最先端の考え方が学べるで！

写真をみてもらえればわかると思うんやけど、こんな感じの情報量がぎっしり250ページにわたって書いてあるさかい。
ワシが思うに、この本を書いた時の鶴見先生は、研究を全部出し切るつもりで、250ページに収めたような感じがするで。

鶴見先生は酵素栄養学会の第一人者やから、先生の考え方に触れられる貴重な本やと、ワシは思っておるで。

どれくらい深堀しているかと言うと・・・

この本がどれくらい酵素について深堀されているかと言うと、ＤＮＤの螺旋構造とかもでてくるんや・・・・（汗）
ワシみたいな高卒出のおバカボーイにはちょっと難しい部分もあったで。
ただ、ワシ、鶴見先生をリスペクトしてるさかい、ようわからんでも何回も読んで勉強したで。
まぁ何が言いたいかというと、”ダイエットしたいレベル”なら、ここまで覚えなくてよし。

消化のプロセスも出てきて、しかも牛とクジラまで登場

この本の幅の広さがわかるで。
酵素と人間の消化について説明する時、牛とクジラの消化構造まで出てきます。
まず他の本ではありません。

他の動物と、人間を比べた時に、消化が無事にできるのは、動物も人間も食物酵素のおかげという事がわかるページなんやけど、めっちゃ勉強になるで。

本って感じじゃなくて、研究データーや、論文って感じで読める書籍や。